今日は落ち込んだ時の気持ちの対処法について、書いていきたいと思います。
先日のエイブラハムの感情の22段階の記事では、気分が良い時は、波動も高くなっていて、気分が良く感じない時は、波動が低めになっている事について、ご説明させていただきました。もしも、願いを想像した10分は気分が最高に良くても、残りの23時間50分、あまり良い気分ではなかったとしたら、あまり良い気分でない波動の方が強いので、それと同様の現実を引き寄せていくことになります。
ですが、人間は感情の生き物なので、誰でも落ち込んでしまう時ってありますよね。
それでは、落ち込んでしまった時、どうやって気持ちを上げていくことが出来るでしょうか?
エイブラハムの感情の22段階は、こちらも是非参考にしてみてくださいね。
対処法 1. 「パッピーブースター」
もしも気分が乗らない時は、「パッピーブースター」を試してみてください。「パッピーブースター」は、私が勝手に作った名前ですが、自分のお気に入りの曲や、好きな事などを集めたリストの事です。
ちょっと落ち込んだりする時に、その大好きな曲を聞いたり、好きな事を想像したりする事で、気分を変換するのに役に立ったりします。
音楽以外にも、例えば愛する人の写真、(好きなタレントの写真でも大丈夫です。)愛する人からのメッセージ、好きな食べ物、などもハッピーブースターに入れておくと、落ち込んだ時にさっとそのリストのものをだしてきて、気分を転換することができます。
ハッピーブースターには、好きなものであれば何でも入れておいて大丈夫です。
- ウィンドーショッピング
- 踊ってみる
- お笑い番組を見まくる
- 映画をみる
- 走ってみる
- フィットネスに行く
- 泳ぐ
- 好きな漫画を読む
などですね。
これがあれば、ちょっと元気が出るよね。というものをリストに載せておいて、元気がなくなってしまった時には、そのリストにあるものを使って、ちょっと気分をあげて見るんですね。
何か自分が思いもよらない失敗だと思えることをしてしまった時も、落ち込みますよね。
そういう時は、(これも私の場合ですが、)昔私の上司が言っていた言葉を思い出してみます。私は上司の事を尊敬していたのですが、ある時、仕事で、大口の大事なクライアントさんに満足してもらえないことがあり、クライアントさんから、たくさんの苦情を頂くと共に、契約を解除されてしまった事があったんですね。
その時の上司の言葉が、「私たちは一生懸命やった。でも世界中の人全員を大満足させる事はできないから、今回のことは気にしないで良い。一生懸命できる事をやたんだから。」という言葉です。
思いもよらない失敗をしてしまった時や、人と関わることで、思った様に行かなかった時は、いつもこの言葉を思い出してみると、不思議と前に進んで行けるんですね。この言葉は私の「ハッピーブースター」の一つです。
ハッピーブースターのリストはあると便利なので一度試して見てくださいね。
対処法 2. 「パッピーブースター」では対処できない場合「受け止める」
このハッピーブースターを使った落ち込み時の対処法ですが、落ち込んでいる気持ちに「蓋をする」とは全く違うんですね。落ち込んでいる気持ちに蓋をしてしまうと、それは行き場がなくなって、心に蓄積されてしまいます。
「ハッピーブースター」は、まだ気分が転換できる範囲内にある「落ち込み」の時にすぐに使える便利な方法ですが、「ハッピーブースター」で対応できない程度の、悲しい出来事や落ち込みなどがある時は、その気持ち自体を認めて、「そうだよね?嫌だったよね?」「誰だって、あの状況は無理だよね?」など、その感情を受け入れて、自分の味方になってあげることが重要です。この時、決して自分を責めないで下さいね。
一旦、「嫌だったよね。」と受け入れてあげることで、辛い気持ちが癒されることになります。
対処法 3. 「そっとしてあげる」
理由が不明の落ち込みも時々あります。女性の方ならホルモンバランスの変わり目に気分が変わりやすかったりする方もいると思います。
そういう時はそのままそっとしておくのが一番です。
体は体の事を良く分かっているので、休みたい、というサインかな?と捉えて、ホルモンバランスがまた整うためのサイクルの一つだと思えば、自然な事ですよね。
ホルモンバランスが原因でなくても、「落ち込みたい時だってあるよね。今日はそれで大丈夫。」と自分にオッケーを出して上げてみて下さい。自分に優しくしてあげる事で、落ち込んでいた気分が和らぐことも多々あります。
いつも一生懸命でいる必要はありません。時には弱くなってしまっても大丈夫。休息が必要な時は、自分に優しくして、お休みしてみましょう。
対処法 4. 「とことん落ち込ませてあげる」
人によっては、とことん落ち込んだ方が立ち直りやすい方もいらっしゃいますね。これも、一旦、「落ち込んでいる気持ちを受け入れる」という作業になるので、受け入れられた気持ちが心のどこかに蓄積されないで良いんですね。
落ち込みたいだけ落ち込んだ方が、立ち直りが早い場合は、とことん落ち込んで、ちょっと寂しい音楽などを聞いて、ドーンと落ちた方が、心のクレンジングになる方もいるので、どんなやり方でも自分にあったやり方で良いかと思います。「涙を流す」という行為は、心をクレンジングする方法の一つなので、泣きたくなった時は、我慢せずに泣いてみる、というのもいいと思います。
ちなみに私は、まず元気がない時は、「元気がないけど、何か気になっていることあるの?」と心に聞いてみます。
思い当たることがある場合は、その出来事について、「そんな風にとらえて、辛かったね。」と自分に言ってみたりします。「でも大丈夫。全部うまく行ってる。」と言ってあげたりすると、なんとなく落ち着いたりします。それでも落ち着かない時もあります。そういう時は、落ち込みまくる方が、後々気分が良くなります。
対処法 5. 「気持ちを切る」
ある程度まで落ち込んだら、そのあとは、フッと気持ちを切ってしまえればとても良いです。
ドーンと落ち込ませてあげたあとは、もうその落ち込み原因にもどらず、スッと気持ちを引く。
もうその落ち込んだ出来事に対して、この時点で自分にできることはしているはずなので、「この落ち込みのおかげで、〜だってわかったよ。ありがとう。」といってスッと気持ちを引くと、浄化された様に落ち込みが消えることがあります。
落ち込んでしまった時は:
- 「ハッピーブースター」を試してみる
- 落ち込んだ気持ちを受け入れる
- 自分が悪かったと責めない
- 自分の味方になって慰める
- 泣きたい時は泣く(涙はクレンジング剤です)
- とことん落ち込んだ方が立ち直りが早いなら、どーんと落ち込んでみる
- そして最後にスッとネガティブな気持ちを切る。
ですね。
落ち込んだ時は、自分を責めないでくださいね。
どんな選択をしたとしても、「世界中の人を満足させるのは、どんな人にも難しい」のです。
なので、自分が悪い、とは思わないでくださいね。
もしも時間を巻き戻す魔法があったとして、戻った時間で違う選択をしていたとしても、それでも世界中の人を全員満足させることはできないんですね。
自分を責めずに、落ち込んだ気持ちを浄化する方法で対処していくと、心の何処かに残って後で出てきたりしないので良いです。
今日はここまで読んでいただき、ありがとうございました。