引き寄せの法則

引き寄せの法則の仕組み 第二段階「信じる」

今日は引き寄せの法則の仕組み 第二段階の「信じる」について書いていきたと思います。

前回は引き寄せの法則の仕組み第一段階について、書いてみましたので、是非こちらも参考にしてみてくださいね。

引き寄せの法則_願い
引き寄せの法則の仕組み 第一段階「願う」エイブラハムの本では、引き寄せの法則のには三段階あるとあります。「願う」「信じる」「受け取る」ですが、今日は第一段階目の「願う」について書いていきます。引き寄せの本などには、よく「どんな願いも叶う」と書かれていますが、沢山の人が願いは簡単に叶わない、と感じています。願いと同じくらい、無理かもしれない、という気持ちがあると、願いが叶いにくくなります。...

望みを宇宙に放った後は、願いが現実化していく段階がありますが、この第二段階目は一番奥の深い段階ですので、一つ一つ詳しく見ていきたいと思います。

まず、願いが現実化するにはいくつかの段階があります。簡単に言うと、1:願って、2:それが現実化していくプロセスがあって、3:そして現実になる、ですね。

先日も書かせていただきましたが、願いは放った瞬間にエネルギー上では存在しています。これをいかに現実世界に降ろしてくるか、というのが、現実化のプロセスになります。第二段階目の「信じる」は、願いを現実に降ろしてきている段階ですね。

タイトルでは「信じる」の一言でまとめていますが、この段階では、一言では言い切れないくらい、他にも色々なことが起こっています。

例えば:

  • 心の抵抗を手放す
  • 願いが叶うと信じる
  • 叶ったと思いこんでしまう

などです。

心の抵抗を手放す

「心の抵抗」とは、願いと反対の感情を持ってしまう事ですが、(例えば、願いが叶って欲しいのに、「無理かも」と思ったり、「私には勿体ない」と思う事ですね。)エイブラハムの本の中では「リラックスして、良い気分でいて、心の抵抗を手放せば、願いは現実化する」という内容があります。(もっと長い内容ですが、ここでは省略しています。)ですが、引き寄せの法則の練習法をやっていく中でも、私にとっては、ここが一番難しいところでした。

心の抵抗があるかどうかを知るためには、まず、心の中で願いを想像してみます。そこで、ウキウキワクワクできたり、楽しくなってきたりするようであれば、心の抵抗は少ないのですが、願いを想像してみても、心の何処かで、「本当に叶うのかな?」という気持ちがあったり、「私には勿体ないし。」と思ったり、「私には無理かも。」という気持ちがあったら、それが「心の抵抗」です。

そんな風にはっきりとした感情ではない場合もありますが、そんな時は、願いを想像してみて、何か心に引っかかる感じや、何処かで素直にワクワウできない自分を見つけたら、それも、心の抵抗ですね。

私の場合は、願いを想像してみたら、ちょっとワクワクする反面、心の中で小さく何かが引っかかっているような感覚がありました。なんだかスッとしないような感じで、何かはわかりませんでしたが、「これが心の抵抗」なんだな。と分かりました。望む現実を実現するには、まずはこの「心の抵抗」を手放さないと。と思いましたが、小さな心の抵抗だったにも関わらず、根が深いようで、なかなか簡単には手放すことができませんでした。私は手放したいのに、抵抗が消えてくれない、という感じでだったので、何度も抵抗を手放すワークを繰り返し行いました。

心の抵抗は、過去のトラウマから来ていたり、育った環境で教えられた常識から来ていたり、実際の人生経験から来ていたりする場合が多いのでは?と思います。なので、時間はかかるかもしれませんが、繰り返し「抵抗を手放すワーク」をしていくことで、徐々に薄れていきます。

抵抗を手放すために、インナーチャイルドワークをやってみたり、ヒーリングをやってみたり、毎日の瞑想に加え、色々な方法を試して行きましたが、私にとって効果があった方法は「過去のわだかまりを癒すこと」と「自分を信頼する、自分を愛すること」です。

過去のわだかまりを癒す

まず、先ほども書かせていただいたように、願いを想像してみて、心に何か引っかかるものがあったり、罪悪感があったり、劣等感を感じたりしたら、何か過去の出来事が原因で、その願いを受け取ることに対してブロックがかかっている状態になっています。このブロックが心の抵抗ですね。まずはこのブロックの原因を探っていきます。

ブロックは心の深くに根付いている事がよくあります。例えば、お金持ちになりたいのに、お金に関して願うと心のどこかに引っかかるものがあり、どうも素直に「自分にはお金を受け取る価値がある」と思えないとしますね。この場合、お金に対する心の抵抗があると分かります。

まずは心に素直に向き合って、「どうして抵抗を感じているのか?」というところに目を向けてみます。すぐに思い当たる点が見つかるかもしれませんし、どうしてだろう?と掘り下げないと、見つからないかもしれません。

私が実際に試した方法で、お金に対する抵抗がどこからきているのかを探るのに役立ったのは、「お金に対して、どんな印象があるのか」と心に聞いてみることです。人それぞれ、回答は違うと思いますが、例えば、「自分には縁がないもの。」と何処かで感じていたとしますね。すると今度は、「どうして縁がないと思うのか。」を聞いてみます。そうすると、「自分には大金を手に入れれるほどの学歴も、スキルもない。」や、「主婦なので働く時間がない。」など、人それぞれの回答が見つかってきます。

どんどん深く質問していくことで、徐々に原因がはっきりしてきたりします。原因がわかってきたら、その原因を物にして想像します。物は何でもいいですが、ここでは例として、原因をガラスの置物として想像してみますね。そしてその置物(心の抵抗の原因)をハンマーで思いっきり壊します。粉々で跡形もなくなるほど壊してみます。

始めは変化が見られないように感じるかもしれませんが、これで心の深い部分では、この原因は壊れてなくなっています。原因がさらに根深い場合は、まだ壊れていない感じがするので、繰り返しこの方法で壊していきます。

始めは実感がないかもしれませんが、繰り返していくことで、気がつけば、以前より心の抵抗が減っていっていることに気がつきます。

原因をハンマーで壊す以外にも:

  • 紙だと想像して、何度も破る。
  • 燃えるものに想像して、ヒーリングエネルギーの火の中に投げ入れ、燃やしてしまう。
  • 地球の中心に丸ごと落として、地球のエネルギーで要因が浄化されていくようにイメージをする。
  • 宇宙に送って、宇宙のエネルギーで浄化されていくイメージをする

など、どんな方法でも良いです。

ある女性は、目の前に架空のゴミ箱を想像して、原因を何度もそこに捨てる。という方法をされていました。自分に想像しやすい方法で試してみてください。

いつか、このブログで聞けるような、心の抵抗を手放すことをテーマにした誘導瞑想のオーディオを作ってみますね。

この他、ハワイの ホ・オポノポノ の「愛しています。ごめんなさい。許してください。ありがとう。」の方法も試してみました。今でも時々やっています。色々な方法があるので、自分にあったものを探すために、色々試してみるのは良いと思います。(ご興味のある方はこちらのウェブサイトにホ・オポノポノについて詳しく書かれています。)

自分を愛する

心の抵抗を手放すのに、もう一つ効果的だったのは、「自分を愛する」という事です。日本だと自分を愛するなんて、ナルシストみたいに思えて、恥ずかしい感じがしますが、自分を愛するというのは、自分を大切に扱い、自分を信頼する、という事です。自分のことを愛せないと、「こんな願いは私なんかには勿体なさすぎる。」だとか、「他の誰かにはふさわしいけど、私なんかには見合わない。」だとか、「私にこんな素晴らしい未来を現実にする力なんてない。」と思ってしまったりします。

自分を愛する事ができると、自分を信頼する事ができます。そして、自分が「こうなったらいいな。」という願いも、「私はこれを受け取るくらいの価値があるから、大丈夫。」だと思えるようになります。欲しいものを願っても、心の何処かで、「自分には受け取る価値がない」と思ってしまっている人は多いのではないでしょうか?

「自分」という存在は、世界にたった一つのユニークな存在です。同じ家庭で同じ親に育てられた兄弟でも、個性は全く違います。生まれる前から一緒だった双子の兄弟でも違いますよね。「自分」というのは本当に個性的でユニークで、世界に二つとない存在です。

もしもその自分を愛することができなければ、自分の良さをに目を向けず、他の誰かみたいになろうとしていたら、自分の持って生まれた「本当の素材」は決して光ることができません。「自分の本当の素材」こそ、ダイアモンドの原石です。心の何処かに埋まっていて、見つけてもらい、磨いてもらえるのを待っています。そして磨けば磨くほど、その人にしかない光で輝きます。

すでに自分に備わっている、他の誰も持っていない、世界にたった一つの素晴らしい部分を認めてあげてみてください。こうする事で、自分に対する劣等感や罪悪感は少しずつ消えていきます。そして自分に対する愛情が生まれてきます。

自分の愛情と言っても、自惚れるような感じではなく、「自分の持っている特技や特徴を生かしてあげよう」だとか、「自分のダメだと思っていた部分も、個性だな。」と認めてあげるという感じです。そうすると、だんだん「自分って自信を持っていいんだな。」と思えてきます。そして、どんな時でも、自分だけは自分の味方でいる事。自分を責めない事。自分を世界で一番大切な人として扱ってあげてください。自分を愛すると、「自分には受け取る価値がある」と思えますし、堂々と受け取れる自信が湧いてきます。

願いが叶うと「信じる」ことと、先に叶ったように「なってしまう」こと。

さて、心の抵抗を手放す事について書いていきましたが、次は、願いが叶うと信じる事について書いていきますね。

慣れるまでは、願いがまだ叶っていないのに、叶うと信じるなんて難しい感じがするかもしれませんが、自分を愛し、自分には受け取る価値があると思える様になると、自然と、願いは叶うと思える様になってきます。

願いを叶えている方たちは、皆んな「自分の望みは必ず叶う」と信じていますよね。世界的に成功されている方たちは、「信じる」力がとても強いです。(「信念」ですね。)望みがあれば、「必ず叶う。」と強く信じています。確信に近い位信じています。

願いにはいくつか違う表現がありますが:

「夢」  こうなればいいな〜、と想像の世界の段階

「目標」 こうしたい。こうなる!と信じで、それに向かって行っていく段階

「予定」 必ずそうなると確実な状態

ですが、世界的に成功されている方は、望みを「夢」の段階ではなくて「目標」や「予定」の段階で、見ています。彼らは「叶わない」と思う余地もないくらい、「絶対に現実になる」と確信しています。絶対に現実になると思って、その方向に向かっていくので、時間はかかれど、必ず現実化します。

彼らの中では、望みは「夢」ではなくて、「目標」であったり、「予定」であったりします。「夢」はまだ「叶ったらいいな。」という感じで宙に浮かんでいる感じがしますが、「目標」はゴールがはっきり見えていて、現実化のプロセスを既に辿っています。現実化するのは時間の問題、という段階まで来ていますね。そして「予定」は、もう「そうなる」と決まっていることです。

アメリカの実業家のイーロン・マスク氏は、まだ億万長者ではなかった頃、大学時代にで出会ったフィアンセと子供は何人欲しいか?という話になりました。彼女は「一人か二人かな。」と答えた後、遠慮がちに「でも、もしもベビーシッターを雇えるくらい、家計に余裕があったら、四人とか五人欲しいけど。。」というと、マスク氏は微笑みながら「そこが君と僕との考え方の違いだね。僕はもうすでにベビーシッターは何人かいると思って話してたよ。」と言ったそうです。まだ金銭的な余裕もない頃だったのに、既にそうなると信じていますね。(というより、この場合、もうすでにそうなったと思い込んでいます。これはこの後にご紹介する、「すでになってしまう」と同じですね。)そして五人の子供に恵まれ、現在ではベビーシッターも数人、さらにはそのベビーシッターをまとめるベビーシッターマネージヤーまでいます。彼は一般の大学生だったのですが、その後、この信念の強さでビジネスを成功させていき、2019年の段階では、世界で40番目に裕福な人物になっています。

強い「信念」や、先に願いが叶った様に「なってしまう」とどうして願いが現実化していくかというと、全ては波動だからです。私たちから出ている波動と同等の波動が集まり、今の現実を作っているので、「絶対そうなる」と信じることや、もう叶っているように先に「なって」しまうことで、波動をその状況に合わせると、それと同様の現実が集まらずを得ないんですね。魔法みたいに一瞬で今の現実が変わるわけではありませんが、徐々に変わっていきます。

望んでいる未来があるとしたら、その未来の状況に先に「なって」しまう、もしくはそうなると強く「信じる」と、それと同様の波動が集まり、気がつけば本当に叶っているということですね。

とはいえ、自分の望みは絶対叶う!と思え、どんどんとチャレンジをしていく人もいる反面、(羨ましいですね。)「失敗するかも」とか、「私には無理かも」と思ってしまって一歩を踏み出せない人もたくさんいます。これは性格や生まれ育った環境などの影響もあると思いますが、考え方は癖や習慣のようなものなので、誰でも練習をすれば、良い癖に変えていくことができます。

これは私も実践してみて、本当に考え方の習慣が変わってきたので、練習すれば、変える事ができるんだ!と思います。私の場合は、考え方の習慣を変えていったことで、人目や、細かなことが気にならなくなり、新しいことにもどんどんと挑戦できる様になりました。一旦考え方の習慣を変えてしまうと、今度はネガティブに考える事が難しく感じるほどになりました。

叶ったと思いこんで、先に叶ったように「なって」しまう練習法。

先ほど、アメリカの起業家、イーロン・マスク氏の例をご紹介しましたが、先に「願いが叶った様になってしまう」と、本当に現実が後からついてきます。これは、先ほども書かせていただいた通り、私たちの普段の波動が、今の現実を作っているので、目指す現実があるのであれば、まず先にその波動になってしまうことで、同様のものがもっと集まってくるんですね。

そうは言え、「まだ現実として、叶ってないのに、難しい!」と感てしまうかと思いますが、ゴッコ遊びだと思えば、結構楽しくできます。望んでいるものや状況が手に入った事を想像してみて、ゴッコ遊びだと思って、それが叶ったようになりきってしまうんですね。引き寄せの法則の本を何冊も出版されている奥平亜美衣さんも、まず「なってしまう」と夢は現実化する。とブログでよく書かれていますよね。

このゴッコ遊びですが、例えばお金持ちになりたいとしますね。そして、先にお金持ち気分になるように、無理をして今の自分が買えるもの以上のものを買ってしまったりすると、「高価なものを買ってしまった。」とストレスになり、逆に波動的には豊かな波動にはなれません。お金だと思うと、どうしても紙幣の物質のイメージがありますが、お金は「豊かさ」の一部であり、「豊かさ」というのはエネルギーですよね。なので、紙幣のイメージをするよりも、「豊かさ」を感じることで、豊かな波動になると、さらに豊かな波動が集まっていきます。結果、金銭的にも豊かな状況を集めていくことができる、ということなんですね。

お金だけに意識を置くよりも、「豊かさ」全般に意識を置いて、豊かな波動でいる方が、幸せ度は高まります。なぜなら、お金は素晴らしいですが、「お金」イコール「幸せ」ではないからなんですね。なので、「豊かな」な波動を目指すと、金銭面だけでなく、幸福度も上がるのでダブルポイントです。

今日はここまで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は第三段階の「受け取る」について書かせていただきたいと思います。

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