引き寄せの法則

波動が似た波動を引き寄せる、波動の連鎖をポジティブにしていく方法

私たちが普段出している波動は、似たような波動を引き寄せます。

過去の記事でも、私たちも含めて宇宙にあるものは、全て波動でできている、ということを書かせていただきましたが、エネルギーには一旦集まりだすと、どんどんと連鎖して、集まるスピードが早くなっていく傾向があります。 波動については以下の記事も参考にして見てくださいね。

引き寄せの法則_願い叶う
波動が変わると願いが叶う!引き寄せの法則の『波動とは?』引き寄せの法則で「波動」ってよく聞きますよね。波動とは私たちそれぞれから出ているエネルギーのことで、似たような波動は集まりやすい習性が。「類は友を呼ぶ」と同じですね。叶えたい願いがあるなら、その波動に自分の波動を合わせれば良いということ!波動を合わせて願いを叶えましょう〜!...

 

波動が、連鎖して似た波動を引き寄せ、しかもどんどんスピードが上がっていくとすると、ポジティブな方向に使っていくことができれば、嬉しいことをたくさん引き寄せることは可能ですよね。

それでは波動の連鎖の仕組みについて見て行こうと思います。

波動はどんな風に連鎖するの?

エネルギーには渦巻き(スパイラル)のように、一旦動き出すとどんどんスピードが上がっていく傾向があります。

例えば、小さな心配事でも一旦始まると、どんどん想像が膨らんで行き、本当にそれが起こるかもしれない恐怖感にまでかられてしまうことってありますよね。

例えば、勤め先が経費削減で、ある部署が閉鎖されたとしますね。これがきっかけで、「この会社、大丈夫かな?」と不安の種を見つけたとします。

そしてさらにその不安に意識を向けていると、不安の連鎖が始まり、「もしかして、あの部署だけじゃなくって、私の部署も人数削減とかになったりするかも。」と、もっと不安になりますよね。さらには、職場での出来事の中にも、不安材料が目についてくるようになり、「いま上司が深刻な電話をしているようだったけど、やっぱり人材削減?」とネガティブな方向に進んでいき、そのうち、本当にそれが起こるかもしれない恐怖感にまで至ってしまうこともあります。

または、私生活のパートナーでも、ある時「最近、彼の様子がおかしい。私に対する気持ちがなくなってしまったのかな?」と思い出すと、どんどんとそちらの方向に引っ張っていかれ、幸せだった毎日が一転して、不安で仕方がない毎日に変わってしまったり、という経験もあるかもしれません。

実際のところ、「人材削減」にしても、「彼が去るかもしれない」にしても、想像内だけのことで、実際に目の前で起こっているわけではありませんが、一旦スパイラルにはまってしまうと、物事がどんどんそっちの方向に見えてきます。これが波動の連鎖ですね。

この波動の連鎖はポジティブな方向でも起こりますが、私たちは日常のポジティブな出来事よりも、ネガティブな出来事の方が目につきやすいので、ネガティブの連鎖のようなパワフルな連鎖としては感じられないかもしれませんが、物事のポジティブな面に意識を置くようにしてみると、ネガティブな連鎖と同じくらい、パワフルなポジティブ波動の連鎖も起こります。

何か物事がうまく行っている時って、ラッキーなことが多かったりもしますよね。ポジティブな面に目を向けることで、ポジティブな連鎖を始めることもできます。

引き寄せの法則の本を何冊も出版されているMACOさんのブログにも、波動が連鎖することについて書いてある投稿がありますので、これもまた参考にして見てくださいね。

螺旋の階段Photo by Dan Freeman on Unsplash

どうやって波動の連鎖をポジティブにしていくの?

それでは、どうやって波動の連鎖をポジティブの方向に持っていくことができるでしょうか?

  1. まず今どんな感情かに気をつけてみる
  2. もしも不安などのネガティブ寄りな感情があることに気が付いたら、すこーしだけでもいいので、気持ちが明るくなる方向から、出来事を見直してみる

このステップをもう少し詳しく見てみますね。

まず今どんな感情かに気をつけてみる

先日ご紹介したエイブラハムの本にもありますが、私たちの「感情」は、私たちの波動の位置を知らせてくれるナビゲーターです。

私たちが気分がよく感じるときは、波動も高く、ソースエネルギーに近い波動内にいますが、気分が悪く感じるときは、ソースエネルギーから離れた波動内にいます。

不安を感じていたり、心配事をしている時は、あまりいい気持ちにではありませんよね。ということは、波動がソースエネルギーから離れた波動内にいるよ。というお知らせなんですね。

まずは「今どんな感情か」だけでも意識してみると、今の波動の位置を知ることができます。

 

ハッピーのサイン

すこーしだけでもいいので、気持ちが明るくなる方向から、出来事を見直してみる

それでは二番目の、「もしも不安などのネガティブ寄りな感情があることに気が付いたら、少しだけでも気分が明るくなる方向から見直してみる」ですが、感情に意識を置いてみて、気分が良く感じられないようであれば、もう少し気分が良くなる方向から、その出来事を見ることはできないか、考えて見ます。

例えば、隣の部署の閉鎖の例で言うと、そのニュースを聞いた時、気分が良く感じられなかったかもしれませんが:

隣の部署が閉鎖された → 今度は私の部署かも

はネガティブな連鎖のものとなので、ここを以下のように、少しでも明るい点から見てみるようにします。

「隣の部署が閉鎖された」 → 「隣の部署は閉鎖されたけど、会社自体が他の部分を伸ばすことに集中できて、良いかも。」とか、「時代や経済の流れに合わせて、会社の内部を変えていける柔軟性があって、良いな」などですね。

でも、もしそんな風に思えず、やっぱり不安だとしたら、

「隣の部署が閉鎖された」 → 「もしかしたら次は私の部署かもしれないな。でもこれを機会に、この会社で本当に働きたいか、見直すいい機会かもしれない。どんな仕事をしていきたいか、見直す機会に来ているのかも。」という見方もできます。

「次は私が切られるかも。」と思って不安になっていても、そこからは実りはありませんよね。でも少し違った角度から見てみることで、自分自身がこの会社についてどう感じているのか、もっと望む状況はあるか、などに気がつくことが出来ます。そしてそれに気がつくことができれば、望む方向へいくにはどうすればいいかの道が、自然と見えて来たりします。

「不安だ!」という場所からほんの少しだけでもいいので、角度を変えて見てみるだけで、すこしづつ、ポジティブな連鎖が始まっていくんですね。

例えば今月お金がない。と感じていたとしますね。そこをすこ〜し気分が良くなる方向から見るように視点を変えてみると:

今月お金がない。→ でも生活はできてる → 友達と美味しいお店でディナーは無理でもランチくらいならできそう→ 美味しいお店でのランチは楽しいな。

と、明るい気持ちに変わります。ほんの少しでいいので、思考転換をするだけで、ネガティブな連鎖から外れることができますね。ネガティブな連鎖から外れることができただけでも、とても大きな一歩です。

ベーグルのランチPhoto by Toa Heftiba on Unsplash

 

他にも、

  • 「仕事にやりがいがない。」→ 「仕事は退屈だけど、収入があるから、欲しいものは買えるな。」や、もしも仕事が好きでないのであれば、「この仕事が好きでないことがわかってよかった。じゃあどんな仕事だったら、やりがいがあるかな?」
  • 「子供がイヤイヤ時期で困る」 → 「まだ感情を言葉にするのを学んでいるところだから、「イヤ」で表現するのが精一杯なんだな。」や、「自分の気持ちを表現できるのって良いことだな。」や、「赤ちゃんの時は泣くだけだったけど、「イヤ」って言えるようになって成長したな。」

ほんの少し見方を変えただけで、人生が変わるなんて信じがたく思うかもしれませんが、少しでも気分が良くなる方から物事を見るだけで、ストレスも減り、気分が明るくなり、幸せを感じることが多くなります。

初めは小さな幸せの連鎖しか感じられないかもしれませんが、「なんだ、これだけ?」と思わず、「小さな幸せでも、前よりは幸せ。」と、さらに明るい方向から物事を見ていくことを続けていくと、だんだん幸せのレベルが大きくなっていき、さらに大きな幸せを引き寄せるまでに到達していきます。

もしも今、ネガティブ寄りのスパイラルにいるかも。と思ったら、それはまだ起こっていないことを脳内で想像しているだけなので、すこーしでも良いので、気分が良く感じられる面から見てみると、少しづつ状況が変わっていきます。

今日はここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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