今回は、【エイブラハムの感情の22段階】を使って、今の自分の波動の位置を知る方法をご紹介しますね!
引き寄せの法則では、「波動」という言葉がよく出て来ますよね。
自分の波動がどの高さの波動か、知りたい方は沢山いますが、波動は目に見えないので分からないですよね。
そんな時に役立つのが、【エイブラハムの感情の22段階】の表です。
それでは、エイブラハムの感情の22段階について、ご紹介しますね。
今感じている感情から、波動の位置を知るためのお役に立てたら嬉しいです。
目次
感情の22段階とは?
エイブラハムの感情の22段階とは、「エイブラハムの本と」呼ばれている、エスター&ジャリー・ヒックスご夫婦著の『引き寄せの法則』にある、感情を22段階に表して、その表から、今の感情はどの波動の位置にいるのかを知るためのガイドみたいなものです。
エイブラハムとは、エスター氏が「チャンネリング」を通して交信している高次元の存在で、ベストセラーになった『引き寄せの法則』に、人生を豊かにしていくための、エイブラハムからのアドバイスと、レッスンが書かれているのですが、そのうちの1つに【感情の22段階】が紹介されています。
ちなみに、こちらの本は引き寄せの法則の超代表作として知られている本です。スピリチュアル度が高いですが、本当に奥が深い本で、何度読み返しても学びのあるオススメ本です。こちら↓
エイブラハムの本はシリーズで出版されていて、引き寄せの法則おすすめ本20冊/タイプ別で自分に合った本選びで他の本もご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
私たちが日々感じている「感情」。目には見えませんが、感情は「波動」として伝わります。
よく怒っている人がいると「頭から湯気が出ている」という例えを使ったりしますよね。また、いつもポジティブで明るい人がいると、空気が明るくなる感じが伝わったりします。
目には見えなくても、なんとなく相手から感じる雰囲気。これがその人の「オーラ」であり、波動です。
宇宙の波動は、波動の中でも一番高い「無限の愛」の波動だと言われていて、私たちも宇宙の一部なので、本来は宇宙の「無限の愛」の波動からできています。
ですが日々の生活の中で、自分たちも「無限の愛」の存在であることを忘れてしまいますよね。
私たちがいつも、「自分も無限の愛の一部だったんだ」と気が付いて生活をしていれば、私たちの波動も「愛」の波動に同調しやすくなりますが、日々の生活で色々なことが起きて、なかなか「私は無限の愛の一部だから大丈夫。」なんて思えないのが通常です。
日々、いろんな感情になりますが、そんな時、エイブラハムの感情の22段階が、今の自分の波動の位置を知らせてくれるので、とっても役に立ちますよ〜。
感情の22段階の表
下の表がエイブラハムの感情の22段階です。一番上にあるのが、いわゆる「宇宙の無限の愛の波動」と同等の高い波動です。
下に行けば行くほど、宇宙の無限の愛の波動から離れた波動になっています。
1.喜び/智/溢れる活力/自由/愛/感謝
2.情熱
3.興奮/没頭/幸福感
4.ポジティブな期待/信念
5.楽観
6.希望
7.満足
8.退屈
9.悲観
10.フラストレーション/イライラ/我慢
11.圧迫感
12.落胆
13.疑念
14.心配
15.自責
16.挫折感
17.怒り
18.復讐心
19.憎しみ/激怒
20.嫉妬
21.不安(身の危険)/罪の意識/無価値
22.恐怖/悲嘆/憂鬱/絶望/無能
人によって、その言葉で連想するものが違うので、「この言葉が絶対にこのレベルの波動!」という訳ではありませんが、「だいたいこんな感じの感情だと、これくらいの位置にいるよ」という目安です。
普段から、感情の22段階の表の7番「満足」以上の感情であれば、無限の愛のエネルギーと同調している範囲内にいます。(『引き寄せの法則』より)
日々、どんなことを感じて生活をしているか、一度感情の22段階の表と照らし合わせてチェックしてみてください。
今の自分の波動の高さがどの辺にいるのか、なんとなく見えてきますよね。
感情の22段階 波動が下がったらどうすればいい?
感情の22段階の表を見て、気がつくかもしれませんが、一般的に好きなことを仕事にしていたり、ライフワークを生きている方達って、自然と「情熱」を感じていたり、「喜び」や「希望」を感じていたりするのが、周りにも伝わって来ますよね?
やはり、自分が好きだな、と思える事をしているのは、幸せを感じるサプリだと思います。
でも、そんな幸せな方達でも、時には低い波動になってしまうことだってあります。誰でも、落ち込んだり、元気が出ない時がありますよね。
これは人間なので自然なことです。「いつも感情の22段階の上の方の感情でいたいなぁ」と思いますが、低い波動になってしまう時もあります。
波動が下がった時は、いきなり一番上の「愛」の波動を目指さずに、今の感情の段階の一つ上の段階を目指せば良いです。(『引き寄せの法則』より)
1段階波動が高くなっているだけでも、前より高い波動にいるので、正のスパイラルに乗っています。
例えば、9番の悲観的な気持ちでいるならば、8番の退屈な気持ちでいた方が波動が高い、ということですね。
22番の絶望や無能は、「もう何もやる気が起こらない。ベットからも起きたくない、お風呂も入りたくないし誰にも会いたくない」という状態ですが、この様な状態の時に、周りから「元気出して!楽しいことを考えて!」と声を掛けられても、1番の「愛」や、5番の「楽観」までは、波動の差が大きすぎて、通常いきなりそこまでは行けませんよね。
なので、22番あたりにいる時は、21番の「無価値」を感じる方が、「絶望」よりも少し波動が上がってきている証拠だそうです。
21番の感情を感じるようになったら、次は20番の、そして19番と段階を踏んでいくと、安定して波動を上げて行くことができます。
そして、波動は大きく段階を超えることはできないそうです。いきなり9番の「悲観的」から、一番上の段階までは、一瞬飛べたとしても、普段の自分の思考が付けないので、時間が経てば、またいつもの思考の段階に戻ってしまいます。
いきなり高い波動に上げても、それを維持して行くことの方が難しいそうです。
それよりも、1つづつ、普段の感情を安定させて上げていく方が良いそうです。(『引き寄せの法則』より)
感情の22段階 上の波動に行けば現実は変わる?
感情の22段階の上の方の波動にいれば、現実は変わるか?というと、現実は変わって来ます。
ですが、一瞬だけ波動を高くしても、目の前の現実が変わるわけではありません。波動を一瞬だけ高くしても、1日の残りを、低めの波動で過ごしていれば、低めの波動が普段の波動なので、その波動に同調する現実が見えています。
なぜかというと、「引き寄せの法則」は「現実は自分の心のあり方が投影されているもの」だからです。
「引き寄せの法則」と聞くと、「望む現実を引き寄せられるんだ〜」という印象がありますが、実際には「引き寄せる」というよりは、「自分の心のあり方が、そのまま今の現実になっていますよ」という事です。
「周り」が変わるから現実が変わるのではなくて、「自分(の心のあり方)」が変わるから、見える現実も変わるのです。
高い波動の感情を持つ練習をしていくと、だんだん心が軽くなって来て、周りの目も気にならなくなって来るんですね。
そして、今まで「やってみたいなぁ」と思っていたことに挑戦してみたくなったり、挑戦してみることへの抵抗がなくなってきたりして、自分が変わって行くことで、新しく出会う人も変わって来て、だんだん人生に変化が起こってきます。
実は、私はこれを何度も経験したことがあります。
昔の私は、やりたいことがあったら、「怖いなぁ、でもやりたいし・・」と感じたあと、いきなり、全ての勇気を振り絞って「えいっ!!」という感じで行動に起こしていました。
結局やりたいことは、やりたい性格なので、最終的に行動には起こすのですが、行動に起こす時、勇気が半端なく必要で、さらに行動に起こしてからも、「失敗したら恥ずかしい・・」と周りの目を気にすることもありました。
それが、エイブラハムの本の練習方法を色々試して、感情の22段階の上の方の感情になれるように、自分で感情を選択していくと、(本の中に感情を選択する練習法が色々あるのですが)だんだん周りの目も気にならなくなって来て、「私はありのままでいいんだ。失敗するのも、なんか私らしいかな。」と思えるようになって来ました。
そうすると、新しいことを始めるのに、前はあんなに「えいっ!!」と、清水の舞台から飛び降りるくらいの、全ての勇気を出して飛び込んでいたのが、今では、「あ、コレやってみたい!じゃあ、とりあえずやってみよ〜。」と、なんでも気軽にできるようになって来ました。
そんな簡単に思えるようになった自分の変化にも驚きですが、そんな風に心を持てるようになってから、やっぱり現実も、出会う人たちも自然と変わって来ました。
なので、本当に現実って変わって来ますよ〜。
やってみて初めて、それが自分が好きだと思える事かどうかが分かる事ってありますよね。
「やるかやらないか」で思い悩んで、時間を過ごしても、やってみたら意外と好きじゃなかったとしたら、思い悩んでいた時間が勿体無いですよね。
やってみて好きでなければ、次に移ればいいだけ!
周りに、なんでもコロコロ変えるって言われても良いんです。もしも周りの意見が気になるようなら、新しいことを始めたことを、周りに言わなくても大丈夫。
それ以上に、なんでも挑戦してみる気持ちって、素晴らしいと思います。
感情の22段階 無限の愛のエネルギーは何が良い?
ここで、感情の22段階の一番上の「無限の愛のエネルギーと同調していると、何が良いの?」と感じている人もいるかもしれませんので、簡単にご説明しますね。
無限の愛のエネルギーと同調している時は、ただただ「幸せ❤️」なんです。
私たちは、いろんなこと望んだり手に入れたいと感じますが、「どうしてそれを手に入れたいか?」というところを深く掘っていくと、最終的には、「幸せになりたいから」にたどり着きます。
なので、無限の愛と同調していると、究極のところでは、「夢が叶っても叶ってなくても、もうすでに幸せ❤️」とか、「私が私でいれて、本当に幸せ❤️」という気持ちになっています。
でも、こんな心の状態になっていると、自然と夢も望みも叶って来るようになっているんですね。
引き寄せの法則のベストセラー作家の奥平亜美衣さんや、心理カウンセラーの心屋仁之助さんも、「叶ってなくても幸せ❤️ の状態になったら、自然と次々と夢が叶い出した。」とコメントされていますが、引き寄せの法則って、「自分の心のあり方が外の世界に現れる」ことなので、自分がいつも幸せ❤️だと感じていると、本当に幸せな現実が実現化していきます。
外の世界が先にあって、内の世界(心)に影響するのではなくて、内の世界が先にあって、それが外の世界に現れている。ということですね。
感情の22段階 まとめ
誰だって落ち込むことやネガティブになってしまうことはありますが、それは自然なこと。
感情の22段階を参考にして、もしも「波動が下がって来たかも。」と気がついたら、そんな気持ちの自分を認めてあげて、今の感情より、1つ上の段階の感情を目指せば良いのです。
「一番上の波動をを目指さなくっていいんだ。今よりたった一つ上の段階を目指すだけでも、波動が上がったんだ。」と、自分を許してあげて、1つだけ上の感情になるようにしてみてください。
感情の22段階の表は、今の波動がどの位置にいるかを知るためにも役に立ちますので、ぜひ使ってみてくださいね!