今回は、メンタルブロックの外し方やメンタルブロックを外して夢を叶えて行く方法をご紹介いたしますね。
メンタルブロックとは、新しいことを始めたり、変化をしたい時にかかる「心のブレーキ」のことです。
やりたいことがあるのに、「でも私には無理かも・・」と立ち止まってしまった経験はありませんか?
やりたいことを始める勇気がなかったり、理想のライフスタイルを実現したいのに、「自分には無理!」と思ってしまう時は、メンタルブロックが原因かもしれません。
そんなメンタルブロックですが、実は外して行く方法もあるんですね。メンタルブロックを外して、自分の望む現実に向かっていけたら良いですよね。
それでは、まずはメンタルブロックについて、そしてメンタルブロックの外し方についてご説明していきますね。
前に進む勇気がない時や、自己否定をしてしまう時、お役に立てたら嬉しいです。
目次
メンタルブロックとは?
「メンタルブロック」とは、「心のブレーキ」のことです。「心の抵抗」とも呼ばれています。
例えば:
- 「自分には無理」
- 「どうせ上手くいかない」
- 「そんな夢、自分には叶えられない」
- 「やりたいけど、自信がない」
- 「試してみたいけど、失敗するかも」
- 「成功してしまったら、こわい」
など、何か新しいことを始めたいとき、夢に向かっていきたいとき、環境を変えたい時、新しい習慣を取り入れたい時などに、ブレーキをかける意識が「メンタルブロック」ですね。
思考は現実化する
「思考は現実化する」と言う言葉がありますよね。これがメンタルブロックと深く関わっているので、少しご説明します。
「思考は現実化する」と言いますが、詳しく説明すると、「普段、何気に考えていることが現実を作っているのではなく、「心の奥底にあること」が現実を作っています。
心の奥底にあること = 強く感じていること が現実化する
ですね。
「強く感じていること = 信念・思い込み・思考の癖・強くイメージできるもの」など、心の奥底で、「こうだ」と強く感じていることが、現実を作っています。
例えば、もしも「お金持ちになりたい」と思っていても、心の奥底に「お金持ちになるなんて無理」というメンタルブロックがあり、そちらの方が強ければ、「お金持ちになるなんて無理」の現実が実現して行きます。
メンタルブロックがあるかどうかは、その願いを想像した時に発見できます。
例えば「お金持ちになりたい」と思っていても、それを想像した時:
- 心に違和感を感じる
- 抵抗のような感情がある
- 「やっぱり無理!」と、それ以上想像できない
- 怖くなる
などの場合は、その願いに対するメンタルブロックがあります。
もし「お金持ちになりたい」という願いがあるとしたら、「お金持ちなんて無理」という気持ちではなく、すでに「お金持ちになった自分」のイメージをいつも持っていると、「お金持ち」になる現実が実現していきます。
まだお金持ちではないのに、「お金持ちになっている自分」のイメージや感情を強く持つのって難しいですよね。でも、引き寄せの法則はまさに逆説で、「なれない自分」に気持ちをフォーカスするのではなく、「望む自分」に気持ちをフォーカスして行くと、望む自分が実現して行きます。
ちなみに、私は過去の仕事を通して、たくさんの夢を実現されている方たちにお会いしたのですが、夢を実現されている方たちは「絶対そうなる」と自分を信じている方がとても多かったです。どちらかというと、「決意」みたいな感じで、「自分が望む方向へ絶対に行きたいし、行く」と決めている感じでした。そこに、どんどんサポートが入ってきて、扉が開いて行くという感じですね。
「決めると実現する」とよく言いますが、まさにそんな感じですね。
そうは言え:
なりたい自分 = まだ今の段階では実現していないもの
なので、それを「絶対そうなる」と感じるのって、簡単ではないですよね。なかなか簡単に、そう感じることができないので、たくさんの人が「願いが叶わない」と感じてしまうんですね。
「絶対そうなる」と思いたくても、今はまだ「出来ていない自分」からの視点で上を見上げているので、「無理に決まってる〜。」と物怖じしてしまいます。
この「無理だ」と思ってしまう感情が、メンタルブロックですが、望む未来を手に入れるためには、「無理」の気持ち = メンタルブロックを、徐々に外していく必要がありますよね。
メンタルブロックは心の癖
誰でも、人それぞれ普段の癖がある様に、思考にも「癖」があります。自分が育って来た環境や過去の経験、それまで学んで来たことをベースに、癖ができています。
「お金持ちになりたい」と願っていても、「お金持ちになんてなれなそう」という思い込み = 思考の癖ですね。
「引き寄せの法則おすすめ本20冊/タイプ別で自分に合った本選び」の記事でご紹介させていただいている、ベストセラー著者のパム・クラウド氏は、著書『こうして思考は現実になる』の中で、「誰にでも夢を叶える力が備わっているのに、その力を信じれていない。思い込み= 思考の癖 が現実を作っている。」と説明しています。
思考の癖 = メンタルブロック ですね。
癖って、よほど意識をしていかないと、変えられませんよね。心理学では、メンタルブロックは、潜在意識と関係性があると言われていますが、「潜在意識は保守的で、変化が好きじゃない!」という特徴があるので、癖を変えるのは、ちょっと手間がかかるんですね。
潜在意識には人間の生存を守る役割もあるので、今まで上手く行っていることは、そのままにしておきたいという習性があります。変化を好まず、安定を好むからだそうです。
なので、新しいチャレンジをしたくても、変化を好まない潜在意識のメンタルブロックが入ります。
「好きなことで起業したい!」と思っても、
「起業で失敗したら、生活できなくなるかもしれないよ。そんなリスク取らないで、今のままで良いよ。」
とブレーキが入ります。
潜在意識が悪いわけではありません。ただ潜在意識は保守的なので、危険を冒さないで済む様に、「守ってくれている」という感じですね。
メンタルブロックの原因を特定する
メンタルブロックは、心の癖ですが、その癖が作られるまでには、何かの原因があったはずです。その原因を探って癒して行くことで、メンタルブロックが緩まり、外して行くことができます。
メンタルブロックを外して行くためには、まずメンタルブロックの原因を特定して行きます。
メンタルブロックは、自分が気がついていない過去のトラウマが原因の場合もあるので、すぐには特定できない場合も多いので、自分の内面との対話を繰り返して、ゆっくり時間をかけて探っていきます。
たとえば、「お金持ちになりたい」夢があったとしても、行動できない場合は「お金持ちになるのって難しいに違いない」というメンタルブロックがあるかもしれませんし、もしかしたら子供の頃、親から「お金は怖いもの」だと教えられて来た事が原因で、「お金=怖いもの」だと信じている場合もあります。
もしくは、お金自体が原因ではなくて、実際は、「お金持ちになるために行動することへの恐れ」が原因の場合や、「成功することへの恐れ」が原因の場合もあります。
「お金」の例でも、人それぞれお金に対するメンタルブロックが違うので、自分の内面との対話を通して、自分にとってのメンタルブロックの原因を探って行きます。
- まず、紙に自分の夢を書いてみてください。
- 夢が叶ったところをじっくり想像してみてください。
- 心につっかえるものや違和感はありますか? それとも「怖い」と感じましたか? それとも、夢が叶うことに抵抗を感じますか?
- どんな感情を感じたか、紙に1つづつ書き出していってください。(怖い・無理だと思ってしまう・恥ずかしい・など)
- どうしてそんな感情を感じるのか、細かく見て行きます。例えば「怖い」だとしたら、・周りに反対されるかも・失敗するかも・失敗したら恥ずかしい・成功して今の友達が離れて行くかも・など、全て書き出します。
- その中で、強く感じている感情を掘り下げて行きます。例えば「失敗したら恥ずかしい」だとしたら、過去にあった出来事で、失敗 = 恥ずかしい / 失敗 = いけないこと などと感じるような出来事があったか、記憶を辿って探ります。
- 現在から数年前、5年前、10年前と辿って行き、子供の頃まで辿ってみます。
- 思い当たる出来事、関係性のある出来事を全て紙に書いて行きます。傷ついたことや、怖かったことも、思い出せる範囲で書き出して行きます。
子供の頃まで記憶をさかのぼったあたりで、少しづつメンタルブロックの原因になっている出来事が見えて来ましたか?
メンタルブロックの原因を探る作業は、時間がかかる場合が多いので、一度で見えてこなくても、大丈夫です。何度か繰り返して見てくださいね。
自分と対話をしながら、ゆっくり探って行ってみてください。
メンタルブロックの原因を受け止める
メンタルブロックになっている感情の原因がわかれば、今度はその感情を受け入れてあげてください。
例えば「お金持ちになりたい」例だと、「子供の頃から裕福とは縁遠かった」ことがキッカケで、「自分は裕福とは縁遠いから、私にお金を手に入れることは無理」だと思い込んでいるかもしれません。
その場合は、「子供の頃、両親はお金にいつも困っていたね。」とその時の辛い気持ちを感じてみます。そしてその気持ちを認めて、「でもそれは過去。今のあなたはお金を受け取る価値があるんだよ」と、自分に教えてあげます。
「お金を受け取る価値がある」と言ってみても、最初はすぐにそう思えないかもしれません。メンタルブロックが強ければ強いほど、「お金を受け取る価値がある」と言ってみても、「そんなわけない」とメンタルブロックが入ってしまうからですね。
メンタルブロックが深く、トラウマが原因になっている場合などは、他のヒーリングワークも兼ねて行く必要がありますが、こちらは今記事を書いていますので、またチェックしてみてくださいね。
子供の頃の出来事が原因の場合は、インナーチャイルドワークをすることで、メンタルブロックの原因を癒して行くことができます。
「自分は裕福とは縁遠いから、私にお金を手に入れることは無理」の例:
- 瞑想で心をフラットにする
- 現在から、原因となる過去の出来事の場面まで、ゆっくり記憶をさかのぼって行く
- 目の前に、その経験をして、メンタルブロックの原因の感情を感じている、子供の頃の自分を想像する (悲しんでいる・怒っている・怖がっている・自分の感情を抑えている・泣いているなど)
- 今大人になっている自分が、子供の自分に対して、言葉をかける。例えば「今、君の両親は、お金に困っているね。でもそれと、君の価値とは、関係ないんだよ。君はとても価値があって、みんなに愛されている。お金は素晴らしいものだよ。」など。
- そして小さな自分の話を聞いてあげる。
- 小さな自分を抱きしめてあげて、自分のかけてあげたい言葉をかけてあげる。(大丈夫だよなど)
- 小さな子供の気持ちが落ち着いているようなら、「いつも君の味方だよ」と声をかけて終了する。まだ気持ちが落ち着いていないようなら、「また今度話そうね」と行って一旦終える。
小さな自分 = インナーチャイルド を癒して行くことで、今の自分の傷も癒えて来ます。
この他、瞑想を通して、インナーチャイルドを癒す方法もありますが、こちらはまた、今書いている別の記事にあるので、完成したらこちらにリンクを貼りますね。
メンタルブロックを外し方 1・小さな変化を起こす
トラウマほど強くないメンタルブロックの場合は、いくつかの方法でメンタルブロックを緩めたり、外して行くことができます。
大きな変化を起こそうとすると、メンタルブロックが入ってしまいがちですが、最小の変化を起こす事で、メンタルブロックが「変化」だと気がつかないので、心のブレーキの抵抗を受けず、少しづつ変化をしていくことができます。
では「小さな変化を起こす」方法をご紹介しますね。
この方法は、ベストセラー作家のスティーヴン・ガイズ著『小さな習慣』で、「バカバカしくなるくらい小さな変化を起こしてみる」方法として紹介されています。
潜在意識は保守的だとご説明いたしましたが、保守的な潜在意識に、全く新しいことを提案しても、ブレーキが入ってしまいます。
「好きなことで起業したいな。」
と思っても、メンタルブロックが入って
『好きなことを仕事にして、上手くいかなかったらどうするの?今のままで生活もできてるし、このままでいいよ。』
と、安全な道を選ぶように勧めます。
ではどうすれば、変化を起こすことができるでしょうか?
こんな時に、ガイズ氏の「最高にバカバカしいほど小さな変化を起こす」事で、メンタルブロックのブレーキを入りにくくできます。
ガイズ氏の実例で言うと、彼はジムで筋トレをして、体を鍛えたかったのですが、
「筋トレして体を鍛えるゾー!」と意気込んでも
「筋トレなんて大変なこと、やったことないし無理、無理。」
とメンタルブロックがかかり、長い間、ジムに行くことさえもできなかったそうです。
そこで、誰でも出来そうな、バカバカしく感じるくらい小さな一歩を挑戦を、メンタルブロックに投げかけ:
「じゃあ、腕立て伏せ一回だけ、はどうだ!」
すると
「一回なんて、誰でも出来るでしょ?試しにやってみてよ。」
と、ブレーキがかからず、それから1日1回だけ腕立てをする様になりました。
そして数日後、腕立てを2回に増やしてみても、「2回くらい出来るでしょ。」とメンタルブロックのブレーキがかからず、最終的には週5日、ジムでのトレーニングが習慣になるほどまでに変化が出来たそうです。
こうやって、少しづつ最小の変化を取り入れることで、メンタルブロックのブレーキを受けずに、新しいことを初めて行けます。
もしも始めから「1日10回の腕立て伏せ」にしていたら、メンタルブロックが入って、かなりモチベーションを上げない限り、続けていくことは出来ませんでしたよね。(ちなみに、『小さな習慣』では、モチベーションを上げることの大変さについても書かれています。)
ガイズ氏は、この他にもたくさんの「最小限の変化」を取り入れて、メンタルブロックのブレーキを受けずに、数々の夢や目標を達成しています。
その1つが、ベストセラー書籍を出版したことです。
作家ではなかった頃に「作家になりたい」と想像すると「無理に決まってる」というメンタルブロックが入って、書くことができなかったのですが、「じゃあ1日50文字だけ書く」と決めると、「50文字くらい、誰でも書けるだろう」と、メンタルブロックのブレーキが入らず、結果的に一冊の本を執筆する事が出来ました。今では作家として活躍されています。
夢や目標があるけど、メンタルブロックが入ってしまう時は、その夢を叶えるために出来る、「最小に小さなステップは何か」を探ってみてください。
「こんな小さな変化を起こしても、何にも変わらないんじゃないか」と感じるような小さなステップでも、続けていくことで、最初は無理だと思っていた変化も可能になって行き、最終的には出発点から、大きく進んで行くことができます。
メンタルブロックを外し方 2・環境を変えると人生が変わる
「環境を変えると人生が変わる」という名言を聞いたことはありますか?
叶えたい夢があるけど、周りにその夢を叶えている人がいなかったとしますね。そうすると、その夢を叶えるのって、すごく遠くに感じませんか?
そんな時、実際にその夢を叶えている人たちに会ってみると、現実が変わっていきます。
最初は自分の夢をすでに叶えている人たちに会うと、自分の今の現実と違いすぎて、「すごいな〜。でも私には無理かも・・」と落ち込むかもしれませんが、夢を叶えている人たちがいる環境の中にいると、だんだん今度はその環境が当たり前になってきます。
周りがみんな実現しているので、だんだん「自分にも出来るかも」と感じてきたり、「夢に向かって行ってない自分」の方が不自然に思えて来るようになります。
その環境に入る前までは、「夢のまた夢」だったことが、だんだん現実味を帯びてきて、「夢」が「目標」に変わります。
そして、気がつけば、自分も周りの夢を叶えていた人たちと同じように、夢を実現していく道を歩いています。そうなると、次の扉が開いていきます。
これが、「人生のステージを上げる」ということですね。
自分が夢だと思うことを叶えている人たちに会う方法
夢を叶えている人や、夢に向かっている人に会う方法ですが、例えば、インテリアが好きで、インテリアデザイナーになれたらいいな、と思っていたとしますね。
そうしたら:
- インテリアデザイナーの主催する講演会に行ってみる
- インテリアデザインの教室に通ってみる
- 知り合いのインテリアデザイン関係の人に話を聞いてみる
など、実際にインテリアデザイナーやインテリアデザイナーになりたい人がいる場所に行ってみると、そこからどんどんと次の出会いが始まっていきます。
自分の「夢」だと思うことを実現している人たちに、実際に会えないような環境であれば、その夢を叶えている人たちのSNSをフォローしたり、その人たちが書いているブログを読んでみたり、その人たちが入っているオンラインコミュニティーに入ってみたりする事で、実際に夢を叶えている人たちが、どんなことを考えているのか、どんな経験をしているのか、バーチャルでその人たちの体験を経験することができます。そしてそのうち、夢の方へ向かって行く勇気が湧いて来ます。
新しい環境に入って行くのは勇気が必要ですが、それも最初のうちだけ。入ってしまえば、周りがみんな自分と同じ夢を持っている人たちなので、居心地が良かったり、刺激をもらえて、どんどん自分が成長して行きます。
最初は小さな一歩で大丈夫です。大きな変化はメンタルブロックのブレーキが入りやすいので、自分で出来る範囲内で環境を変えてみます。
心の声に従って、小さな一歩を重ねていくうちに、新しい扉が開いて行き、また新しい景色が見えてきますよ〜。
メンタルブロックを外し方 3・言葉を変えると人生が変わる
言霊という言葉を聞いたことはありますか?
日本では昔から言葉には力があるとして、「言霊」と言われてきました。
アメリカでも”The Power Of Words”と言い、言葉にはパワーがあると考えられています。聖書にも、言葉には力があると出てきますよね。
言葉の力とは「自分の口から出る言葉が、自分の現実を作る」と考えられています。
例えば:
- 会社に行きたくない
- 仕事は楽しくない
- お金が足りない
- 私なんて・・・
- 私に〇〇なんて叶えられない
- 私には価値がない
などなど、つい口にしてしまいそうな言葉ですが、マイナスなイメージの言葉です。
マイナスなことを考えているだけでも、波動的にマイナス寄りになるので影響はありますが、マイナスな思考を言葉にすることで、さらに音として自分の耳で聞くことになるので、脳(潜在意識)にさらにインプットされやすくなり、マイナスな現実が実現していきます。
アファメーションと同じですね。
普段から「私になんてできない」と口に出していると、本当に「できない」現実が出来上がって行きます。メンタルブロックを強化してっているようなものですね。
逆に、言葉の力を良い方向に使って行けば、ポジティブな変化が起こってきます。
誰しも、明るい言葉を使っている人の周りにいると、楽しく感じますよね?ポジティブな言葉を使っていく癖をつけていくと、エネルギーも明るくなってきて、気がつけば思考が変わって行き、物事を良い方向から見られる様になって行きます。
そして、周りにも同じようなポジティブなエネルギーの人が自然と集まって来て、徐々に良い変化が起こって来ます。
- 「大丈夫!」
- 「私にもできる!」
- 「〇〇ができて、幸せ!」
- 「楽しい!」
- 「大好き、愛してる」
- 「ありがとう」(ちなみに、”ありがとう”は、魔法の言葉と言われています。)
- 「私はいつもラッキー」
などなど、できるだけ明るい言葉を使ってみてください。そうすると、「ダメだ」のメンタルブロックが「出来るかも」とポジティブなものに書き換わり、ネガティブなメンタルブロックが外れていきます。
自分の言葉が変わるだけで、あなたの周りにいる人たちを明るい気持ちにできたり、幸せにできたりと、周りにも良い影響を与えていくことができます。
愚痴 / 悪口 /噂話
愚痴や悪口、噂は、マイナスエネルギーを持っている言葉だと言われています。
いつも愚痴や悪口、噂など、ネガティブなことを口にしている人の周りにいると、なんとなく、疲れてしまった、なんて経験はありませんか?
マイナスな言葉を使っていると、自分の波動もネガティブ波動になって行き、ポジティブなエネルギーを持っている人たちを引き寄せられないので、普段からどんな言葉を口にしているかは、とっても重要です。
出来るだけ、噂話や悪口や愚痴には近づかない様にできれば良いですね。
嫉妬してしまうときは?
嫉妬はポジティブなエネルギーではないですが、誰でも持っている自然な感情です。
「嫉妬は、自分が望んでいるものを見せてくれる鏡の役目をしてくれている」と考えてみてください。
嫉妬の気持ちとは、「自分も手に入れたいのに、自分はまだ持っていない」ことに対するヤキモチ的な気持ちです。
もしも誰かを見て嫉妬の気持ちが生まれたら、「自分も、これを手に入れたいって感じてるんだ。」と気がつければ、自分が望んでいるものがはっきりしてきますよね。
そして、望んでいるものに気が付いたら、嫉妬の気持ちを「私にも、こんな未来が実現できるよって、宇宙が見本として見せてくれているんだ」と考えてみてください。
そうすれば、嫉妬のエネルギーもポジティブに転換でき、さらに自分の望むものも分かってきて良いですね!
言葉が与える影響
江本勝博士の水の結晶の研究について聞いたことはありますか?
お水にポジティブな言葉を見せてあげると、とても美しい水の結晶になるのに対して、マイナスなイメージのある言葉を見せると、結晶が壊れてしまうという実験結果が出ています。
下の写真のように、ポジティブな言葉を見せるだけで、お水の結晶がとっても綺麗に変化します。
まさに言霊ですよね。
人間の体は、ほとんど水で出来ているので、言葉が与える影響を想像したら、良い言葉を使って行きたいな〜という気持ちになりますよね。
江本先生の言葉が水に与える影響にご興味のある方はこちら:
メンタルブロックを外し方 4・イメージトレーニング
プロのスポーツ選手は、自分のパフォーマンスが最大限に発揮されている場面を何度も繰り返す「イメージトレーニング」を行なっています。普段からイメージをすることで、潜在意識に良いパフォーマンスをしている自分が定着して、本番もイメージ通りに最高のパフォーマンスを発揮できると言われているトレーニングですね。
タイガー・ウッズは、試合中のミスを、3秒で忘れるイメージトレーニングをされていたことでも有名です。スポーツでは失敗からの立ち直りの早さは、とても重要ですよね。
スポーツ選手以外には、人前に立つ仕事をされている方も取り入れている「イメージトレーニング」ですが、スポーツ選手や人前に立つ仕事でなくても、誰でもイメージトレーニングで効果を得られるのをご存知ですか?
毎日10分から15分で良いので、なりたい自分・憧れるライフスタイル・手に入れたいもの・夢を実現したシーン・などを想像して、潜在意識に定着させて行きます。そうすることで、「叶うわけない」と感じていた気持ち(メンタルブロック)が徐々に外れて行きます。
エイブラハムの『引き寄せの法則』でも、「望む現実を想像するこ事ほど大切なことはない」という様な内容がありますが、どんな自分になりたいかを想像することは、人生の地図を描くことと同じですね。
普段なんとなく日々を過ごしているのであれば、一度「どんな現実が欲しいか」について、考えてみことで、人生の設計図を作る最初の第一歩になります。
始めはメンタルブロックが入ってしまって、望む現実を想像しようとしても、「私になんて実現できないかも」と感じるかもしれませんが、メンタルトレーニングは訓練と同じなので、やればやるほど、慣れて来ます。
まずはメンタルブロックを外していくことが大切なので、その夢を叶えるのに足かせになっている問題などは、とりあえず今は考えず、(例えば、お金がないから実現できないなど)夢が実現したところを想像することを楽しんでみてください。
練習していくうちに、だんだん抵抗がなくなっていき、自然と夢が実現していくことを想像できるようになって来ます。
こうやって抵抗がなくなっていくのが、「メンタルブロックが外れる」という事です。
すぐにイメージができないかもしれませんが、スキマ時間でなりたい自分を想像してみてくださいね。地図がないと、ウロウロしているうちに時間も体力も消耗してしまいますが、地図があれば、行きたい場所へ行くことができます。
メンタルブロックを外し方 5・最悪の事態に備える
先ほど上でお話ししたイメージトレーニイングは、良いパフォーマンスを想像するトレーニングですが、ここで紹介するのは、逆に「最悪の事態が起こったこと」をイメージすることで、力を上げて行く方法です。意外とたくさんの方が行われている方法なので、ご紹介しますね。
まず、最悪の事態に備える方法では、何かを始める時に「今この事を始めて、最悪の場合、どんなことが起こりうるか」ということ、全てリストアップして行きます。そして、「最悪の事態を回避するために、今できることを全てやる」という方法です。
スポーツ選手でも、良いパフォーマンスを想像するイメージトレーニングではなくて、この「最悪の事態に備える」方法を使っている方もいます。
あるスポーツ選手の場合:
「自分は弱い」と常に感じている →「自分は弱いけど勝ちたい!勝つためにはどうすれば良いか」→「弱い自分は、強い選手の倍、練習する」→ 日々、これ以上ないほど練習を重ねて、準備を万端にする→ 試合で最高のパフォーマンス
というサイクルになっているそうです。
別の例では、ある起業家の方は、たくさんビジネスを手がけていますが、新しい事を始める前は、私たちと同じで、やはり不安があり、ブレーキがかかります。(メンタルブロックですね)
この不安を乗り越えるために、「失敗しないためにはどうすれば良いか」を想像し尽くすそうです。そして、失敗し得る原因をとことんリストアップして行き、対処法を先に考えておきます。こうすることで、うまくいかなくなったら、対処法があるという意味で、心が落ち着き、Goサインを出すことができるそうです。
失敗をしないために、今できることを全てやることで、「失敗しても対処法がある」という安心感が生まれ、メンタルブロックが入らない方法ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はメンタルブロックの外し方についてご紹介させて頂きました。
メンタルブロックは心に根付いている場合がほとんどなので、外して行くのには、時間がかかる場合が多いですが、焦らず少しずつ、根っこを取り除いて行くようにしてみてくださいね。
一気に根っこを引き抜いても、根っこが残ってしまい、また再生して戻って来てしまいますよね。
少しずつ、丁寧に根っこと向き合い、取り除いたら、そこに自分が望む現実の種を植えて行っていくと良いですね!
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